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余呉湖とは
滋賀県の長浜市、琵琶湖の北にある知る人ぞ知る絶景スポット「余呉湖(よごこ)」。
別名「鏡湖」とも呼ばれるこの湖は、風の少ない日には水面が鏡のようになって周りの風景や空を映しこみ、リフレクションで有名なウユニ塩湖のような絶景が見られるので「日本のウユニ塩湖」・「滋賀県のウユニ塩湖」などとも呼ばれています。
面積約1.8平方キロメートル・周囲約6.4km、水深13mの三方を山で囲まれた断層盆地にある湖で、地図上だと琵琶湖の近くにあるせいで小さな湖に見えますが、実際には結構大きな湖です。
水中木で有名な「湖北水鳥公園」、滋賀県屈指の紅葉スポット「鶏足寺」からも近い場所にあるので長浜観光の時は一緒に回りたいスポットですね。
滋賀県の絶景スポット一覧は下記記事にまとめています。
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【絶景まとめ】滋賀県の絶景スポット30選
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余呉湖のオススメの時期・条件
時期:12月〜2月
余呉湖の撮影にオススメの季節はやはり雪景色が見られる冬です。
風の無い日でリフレクションさえしてれば通年楽しめそうですが、特に冠雪した山並みの壮大なリフレクションは死ぬまでに一度は見て頂きたい絶景です。
条件1:風の弱い朝
琵琶湖の隣にあるので小さく見えますが結構大きな湖なので、一度波がたち始めるとその後水面が鏡面になることはあまり期待出来ません。
早朝は風が弱い事が多く、朝焼けも非常に綺麗に見られるので訪れるなら早朝がオススメ。
今回私は風速5m/sの予報の日でもダメ元で訪れましたが、天気予報をチェックして出来れば風速2〜3m/s以下の日を狙うのが良いと思います。
条件2:大雪の次の日
天気は大雪の次の日が最もオススメ。何故大雪の次の日かというと、普通に雪が降ったくらいだと朝までに山の雪が溶けちゃって普通の山になってしまうんです。
これまで3度訪れ、いずれの日も雪が降った次の日でしたが朝には山の雪はほとんど溶けてしまっていました。
条件3:晴れ又は曇りの日
雪や雨の降る日はリフレクションが見られないので、当日は晴れか曇りの日がオススメです。
形の良い雲がモクモクと出ていると絵になりやすいんですが、GPV気象予報を見て参考にしつつも、こればっかりは運ですね。
以上まとめると、冬の日の
- 風の弱い朝
- 大雪の次の日
- 晴れ又は雲りの日
の3つの条件が揃う日が余呉湖の景色が最も美しく見られるオススメの日になります。
これだけの条件が揃う日は年間数日程度ですが、見られると本当に感動する景色ですので是非狙って頂きたい絶景です♪
余呉湖撮影スポット情報
撮影スポットMAP
- A:撮影スポットA
- B:撮影スポットB
- C:撮影スポットC
- P:駐車場
湖の周囲どこからでも撮影可能ですが今回撮影したポイントは上記A〜Cのポイント。駐車場からも近く日の出なども撮影出来るのでオススメです。各撮影スポットから撮れる写真は記事キャプション内「SPOT A」などを参照下さい。
撮影スポット基本情報
所在地 | 滋賀県長浜市余呉町川並 |
---|---|
料金 | 無料 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 24時間自由 |
駐車場 | 余呉湖駐車場(数十台 無料) |
トイレ | 有 |
三脚 | 使用可 |
注意事項 | 冬季要スタッドレスタイヤ |
公式HP | - |
余呉湖駐車場に停める場合カーナビは余呉湖漁業協同組合(滋賀県長浜市余呉町川並 2380-1)を目印に。
撮影スポットへのアクセス
車 | 北陸自動車道[木之本IC]から約10分 |
---|---|
電車 | JR北陸本線 [余呉駅] から 徒歩約 5分 |
駐車場の様子
余呉湖周辺にはいくつか無料駐車場がありますが、余呉湖のリフレクションの定番撮影スポットからは「余呉湖ビジターセンター」の駐車場が近くて便利です。
余呉湖の雪景色と朝日撮影記
めまぐるしく移り変わる余呉湖の朝焼けとリフレクション
滋賀県に大雪が降った日の翌日、天気予報では風速は5m/sとかなりリフレクションの期待薄な日でしたが、完全にダメ元で余呉湖を訪れました。
いつも通り寝坊し、高速で除雪車に阻まれた事もあって現地に到着したのは朝の7時前。雪の時は余裕を見て行かないとダメですね。
多少さざ波がたっているものの冠雪した山々が見事にリフっており、あわててカメラをセッティングしました。
まずは余呉湖駐車場前、ワカサギ釣り用の桟橋左からの景色。あわて過ぎて太陽が出てくる方位が完全に白とびしちゃってますね。笑
桟橋右から。ブルーアワーからマジックアワーの時間帯はめまぐるしく空の色が移り変わり、一瞬一瞬がものすごく感動的です。
またまた桟橋左から。山から太陽が顔を出し始めました。焼けた空と雪山のコラボのリフレクションとかもう最高過ぎですね。
太陽の右半分の空は焼け、左半分は青空になった面白い景色も見られました。
桟橋から田んぼの畦道を湖沿いに南東へと進んだあたり。右端に街並みも見えるこの構図が一番好きです。
大雪の次の日なので先駆者がいない時は膝まで積もった雪をかき分けながら撮影スポットまで進む必要があります。
撮影スポットに着いた頃にはもう膝がガクガクプルプルと大爆笑してました。
畦道と余呉湖の間には柵などは無いので落下しないように注意が必要です。
8時前にもなると空もだいぶ青くなってきました。青空に雪山が映えますね。
少しさざ波がたっていたのでちょっとでも水面を鏡面にする為NDフィルターを使用した上にf値を絞りまくって露光時間を増やしてます。
青空と雲と雪山と朝霧。贅沢過ぎる余呉湖の絶景
少し待っていると良い感じの雲と朝霧が出てきてくれました。
真っ青な青空と綺麗な雲、雪山に朝霧とかもう贅沢過ぎて感動しっぱなしでした。
ずっとこの景色が撮りたくてこれまでにも3度訪れたんですが、
- 山が冠雪してない
- 風が強くリフレクションしてない
- 雲が出てない
などなど、良い条件が重なる事は結構珍しく、その分撮れた時の感動もひとしおでした♪
余呉湖の雪景色と朝日撮影記まとめ
雪化粧した余呉湖リフレクションはやはりとんでも無い絶景でした♪なかなか条件が難しいですが毎年撮りたくなる絶景です。
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